9月の星空

《9月の天文カレンダー》

天文現象 天文現象
4  下 弦 (16:51)
23 秋分の日/秋分(太陽黄経180度)
11  新 月 (12:27) 25   中秋の名月
19  上 弦  (05:44) 27   満 月  (01:49)

◆9月の星空案内 ◆

 日の入りが早まり、徐々に秋らしくなってきました。しかし、夜空ではまだまだ、夏の星座たちが主役です。頭の真上付近で明るく輝く3つの1等星を結んだ『夏の大三角』を目印に、夏の星座を探してみましょう。
  夏の大三角を形づくる星のうち、最も明るく輝く1等星がこと座ベガです。こと座は、ベガとすぐそばにある小さな四角形の星の並びが目印です。そこから南へ少し視線を下ろすと、わし座の1等星アルタイルが見つかります。わし座は、アルタイルと両脇にある2つの星の並びが目印です。また、ベガから東へ視線を移すとはくちょう座デネブが輝いています。はくちょう座は、デネブを頂点とした十の字の星の並びが目印です。
  一方、秋の星座も見え始めています。ベガとアルタイルを結んだ線を地平線の方へのばすと、笑った口のような星の並びが目印のやぎ座が見つかります。東の空には秋の代表的な星座の1つペガスス座が昇っています。ペガススの胴体に当たる4つの星をつないだ四角形は『秋の四辺形』と呼ばれ、秋の星座探しの案内役です。秋の四辺形の右側の2つの星、シェアトマルカブを結んだ線を地平線の方へのばすと、みなみのうお座の1等星フォーマルハウトが見つかります。
  また、9月下旬は土星を一晩中見ることができる観察の好期です。昨年は土星の環が真横を向いていましたが、今年は傾きが少しずつ大きくなり、天体望遠鏡で観察すると美しい環を楽しめます。
  夏の星座と秋の星座、両方を楽しめる9月。心地よい風を感じながら、星空さんぽをお楽しみください。

 水星(-0.1等~—1.4等) :しし座→おとめ座 観望に適さない。
 金星(-4.5等前後) :おとめ座付近 上旬は日の入り前西の低空で輝くが、中旬以降は観望に適さない。
 火星( 1.2等前後) :ふたご座→かに座 日の出前、東の空で輝く。
 木星(-1.8等前後) :かに座→しし座 日の出前、東の低空で輝く
 土星( 0.4等前後) :うお座→くじら座 真夜中に南の空高いところで輝く。

2025年の星空さんぽはこちらです。

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