2021年9月の星空

《9月の天文カレンダー》

天文現象 天文現象
7 新 月 (09:52)
21   中秋の名月
満 月 (08:55)
10   月が金星に接近
14 上 弦 (05:39)
  水星が東方最大離角 (13:25)
23   秋 分 (04:21)
29 下 弦 (10:57)

◆9月の星空案内 ◆

 9月になると夜は涼しく過ごせる日が増えてきます。しかし、上図の時間帯、西から南の空にはまだまだ夏の星座たちが見えています。夏の星座探しは、頭の真上あたりでひときわ明るく輝く星から始めましょう。この星は、こと座の1等星ベガ(織り姫星)です。ベガから南東(左下)に目線を移した時に見つかる星は、わし座の1等星アルタイル(彦星)で、ベガの東(左)側で同じくらいの高さで輝く星が、はくちょう座の1等星デネブです。この3つの星を結んでできる大きな三角形は『夏の大三角』と言います。そして、南から東の空には秋の星座が見え始めています。ベガとアルタイルを結んだ線をそのままのばしていくと、やぎ座を見つけることができます。やぎ座は逆三角形の星の並びをした比較的大きな星座ですが、暗い星が多く、探しづらい星座です。今月はこのやぎ座のあたりで0.4等の土星と-2.8等の木星が輝いているので、2つの惑星をたよりに探してみるといいでしょう。さらに、東の空には腕を伸ばした時のにぎりこぶしより一回り大きい四角形の星の並び『秋の四辺形』が見つかります。『秋の四辺形』は、秋を代表する星座ペガスス座の一部なので『ペガススの四辺形』とも呼ばれています。
 夏と秋の星座を巡りながら、季節の移り変わりを感じてみてはいかがでしょうか。

  水星( 0.5等前後):おとめ座付近 観測に適さない。
 金星(-4.0等前後):おとめ座→てんびん座付近 日の入り後、西南西の低空でひときわ明るく輝く。
 火星( 1.7等前後):しし→おとめ座付近 観測に適さない。
 木星(-2.8等前後):やぎ座付近 21時ごろ、南南東の空で明るく輝く。
 土星( 0.4等前後):やぎ座付近 21時ごろ、南の空で輝く。

印刷用 星空さんぽ

※印刷用「星空さんぽ」の様式を表示させるには、「Adobe Reader(アドビ・リーダー)」が必要です。 提供している様式はPDFファイルで作成されています。PDFファイルを見るにはアドビ社が無償配布しているアドビリーダーが必要です。アドビリーダーをお持ちでない方は左のアイコンをクリックしてダウンロードして御利用ください。