2月の星空

《2月の天文カレンダー》


天文現象 天文現象
3   下 弦 (8:18) 17   上 弦 (00:01)
4   立 春 (17:27) 24   満 月 (21:30)
10   新 月 (7:59)      

◆2月の星空案内◆

 2月の星座さがしは、等間隔に並んだ3つの星“三つ星”と、それを取り囲む明るい4つの星がつくる砂時計のような星の並びのオリオン座を見つけるところからスタートです。オリオン座は明るい1等星を2つもっています。オリオン座の左上で赤っぽく輝く星は1等星のベテルギウス、そして、右下で青白っぽく輝く星が1等星のリゲルです。オリオン座のリゲルと、これからご紹介する5つの星座がもつ1等星を線でつなぐと『冬のダイヤモンド』を見つけることができます。
 まずはオリオン座の“三つ星”を南東(左下)にのばしていくと、1等星のシリウスが見つかります。このシリウスを目印に見つけることができる星座がおおいぬ座です。シリウスは星座を形づくる星の中で最も明るい星です。次に、シリウスから北東(左上)に目線を移すと1等星のプロキオンを見つけることができます。プロキオンを目印に見つけることができる星座がこいぬ座です。そして、オリオン座のリゲルからベテルギウスを結んだ線をのばしていくと、1等星のポルックスを見つけることができます。ポルックスを目印に見つけることができる星座がふたご座です。オリオン座のリゲルから右上の星を結んだ線をのばしていくと、ここには黄色っぽく輝く1等星のカペラを見つけることができます。カペラを目印に見つけることができる星座がぎょしゃ座です。最後に、オリオン座の“三つ星”を北西(右上)にのばしていくと、1等星のアルデバランが見つかります。アルデバランを目印に見つけることができる星座がおうし座です。オリオン座のリゲル、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、ふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバランをつないだ星の並びが『冬のダイヤモンド』です。
  『冬のダイヤモンド』を形づくる1等星はとても明るく、街明かりの中でも見つけることができます。暖かい服装をして『冬のダイヤモンド』をぜひ探してみてください。

 水星(-0.8等前後):へびつかい座→いて座付近 観望に適さない。
 金星(-3.9等前後):いて座→やぎ座付近 日の出前、南東の低空でひときわ明るく輝く。
 火星( 1.3等前後):いて座→やぎ座付近 観望に適さない。
 木星(-2.3等前後):おひつじ座付近 日の入り後、南西の空で明るく輝く。
 土星( 1.0等前後):みずがめ座付近 観望に適さない。

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