12月の星空

《12月の天文カレンダー》

 
天文現象 天文現象
1 新 月  (15:21) 15  満 月(18:02)
9 上 弦  (00:27) 21   冬 至
14  ふたご座流星群が極大
(見頃は13日深夜から14日未明)
23 下 弦 (07:18)
31 新 月(07:27)

◆12月の星空案内 ◆

 12月21日は冬至です。一年で一番昼が短く、夜が長い日です。夜が長い、つまり星を見られる時間が長いということです。天文好きな人にとっては、楽しみな時期ですね。この時期の夜空は、南の空には見ごろを迎えた秋の星座、東の空には冬の星座が見えています。
  秋の星座を見つけるには、四角形の星の並びを目印にペガスス座を探すところから始めましょう。アルフェラッツ・シェアト・マルカブ・アルゲニブの4つの星で作る四角形の星の並び『秋の四辺形』は、秋の星座探しのよい案内役になります。シェアトとマルカブを結んだ線を地平線の方へのばすと、土星が見つかります。土星を通り過ぎて、さらにのばすと、秋の夜空でたった一つの1等星フォーマルハウトを目印に、みなみのうお座を見つけることができます。
  冬の星座探しの目印になるのは、東の空低いところに見える砂時計のような星の並び、オリオン座です。オリオン座は等間隔に並んだ3つの星『三ツ星』とそれを取り囲む4つの星でつくる砂時計のような星の並びが目印です。そして、オリオン座の三ツ星を結んだ線を北西にのばしていくと、1等星のアルデバランが見つかります。ここにはおうし座があります。アルデバランのすぐ近くには、M45プレアデス星団というたくさんの星の集まりがあり、街明かりなどのない場所であれば、肉眼でも6~7個の星を見つけることができます。天気の良い日には、寒さ対策をして、星空を眺めてみてはいかがでしょうか?

水星(‐0.3等前後) :へびつかい座 観望に適さない。
金星(‐4.3等前後):いて座→やぎ座 日の入り後、南西の空で輝く。
火星(‐0.8等前後):かに座付近 真夜中、東から南東の高い空で輝く。
木星(‐2.8等前後):おうし座付近 真夜中、南から西の空高くで輝く。
土星( 1.0等前後):みずがめ座付近 宵の頃、南から南西の空で輝く。

印刷用 星空さんぽ

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