1月の星空

《1月の天文カレンダー》


天文現象 天文現象
4 しぶんぎ座流星群が極大(18時頃)【条件悪】
下 弦 (12:31)
12  水星が西方最大離角
18  上 弦  (12:53)
11   新 月  (20:58) 26  満 月  (02:54)


◆1月の星空案内 ◆

 新年明けましておめでとうございます。冬の星空は、1年のうちで1等星が最も多く、星座を見つけやすくなります。また、空気中の水蒸気が少なく空気が澄んでいるため星が一番きれいに見えます。
  1月の冬の星座探しは、オリオン座を見つけるところからスタートです。オリオン座は等間隔に並んだ3つの星“三つ星”と、それを取り囲む明るい4つの星がつくる砂時計のような星の並びを目印に見つけることができます。オリオン座の“三つ星”を北西(右上)にのばしていくと、ここには1等星のアルデバランが見つかります。このアルデバランを目印に見つけることができる星座がおうし座です。次に、オリオン座の“三つ星”を南東(左下)にのばしていくと、ここには1等星のシリウスが見つかります。シリウスは星座を形作る星の中で最も明るい星です。このシリウスを目印に見つけることができる星座がおおいぬ座です。そして、シリウスから目線を北東(左上)に移すと、1等星のプロキオンが見つかります。このプロキオンを目印に見つけることができる星座がこいぬ座です。オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンをむすんでできる三角形の星の並びは『冬の大三角』とよばれ、街明かりのあるところでも見つけることができます。
  ぜひ、1月は暖かい服装で冬の星座を探してみてください。

水星(-0.1等前後):へびつかい座→いて座付近 観望に適さない。
金星(-4.0等前後):てんびん座→へびつかい座付近 日の出前、南東の空でひときわ明るく輝く。
火星( 1.4等前後):へびつかい→いて座付近 観望に適さない。
木星(-2.5等前後):おひつじ座付近 日の入り後、南西の空で明るく輝く。
土星( 1.0等前後):みずがめ座付近 日の入り後、西南西の低空で輝く。

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