今月の星空

《10月の天文カレンダー》

天文現象 天文現象
6    中秋の名月(十五夜) 21 オリオン座流星群が極大(21時)
新 月 (21:25) 
7  満 月  (12:48)
14  下 弦 (03:13) 30 上 弦  (01:21)

◆10月の星空案内 ◆

 日の入りの時刻もだんだんと早くなり、日増しに秋の深まりを感じるようになりました。この時期の夜空では、西の空にはまだまだ『夏の大三角』が見えています。そして、東の空には秋の星座が見えるようになりました。
  秋の星座を見つけるには、南東の空にある四角形の星の並びを目印にペガスス座を探すところから始めましょう。アルフェラッツ・シェアト・マルカブ・アルゲニブの4つの星でつくる四角形の星の並びは『秋の四辺形』とも呼ばれ、秋の星座さがしの案内役になります。まず、シェアトとマルカブを結んだ線を地平線の方にのばすと1等星のフォーマルハウトがあり、これを目印にみなみのうお座を見つけることができます。フォーマルハウト『秋のひとつ星』とも呼ばれ、秋の星座の中では、ただ一つの1等星ですので、とても見つけやすい星です。次に、アルフェラッツとマルカブを結んだ線を地平線の方にのばすとアルファベットのYの字のような星の並びを見つけることができます。この星の並びは『三ツ矢』と呼ばれ、みずがめ座を見つける目印になります。アルフェラッツとマルカブを結んだ線を三ツ矢からさらにのばしていくと、逆三角形の星の並びを目印にやぎ座を見つけることができます。
  10月は『秋の四辺形』をたよりに、秋の星座探しを楽しんでみてはいかがでしょうか。
 水星(-0.2~-0.4等):おとめ座→さそり座 観望に適さない。
 金星(-3.9等前後):しし座→おとめ座 観望に適さない。
 火星( 1.6等前後):おとめ座→てんびん座 観望に適さない。
 木星(-2.1~-2.3等):ふたご座付近 日の出前、南東の空で輝く。
 土星( 0.6~0.8等):みずがめ座付近 夜遅く、南東の空で輝く。


印刷用 星空さんぽ

2024年の星空さんぽはこちらです。
アドビリーダーダウンロード
※印刷用「星空さんぽ」の様式を表示させるには、「Adobe Reader(アドビ・リーダー)」が必要です。 提供している様式はPDFファイルで作成されています。PDFファイルを見るにはアドビ社が無償配布しているアドビリーダーが必要です。アドビリーダーをお持ちでない方は左のアイコンをクリックしてダウンロードして御利用ください。