福岡県青少年科学館
団体利用のお問い合わせ 0942-37-5566

受付時間|9:30~17:00(休館日を除く)団体利用案内

駐車場のご案内

135台/大型10台

令和8年
10月の星空さんぽ

10月の星空案内

日の入りの時刻もだんだんと早くなり、日増しに秋の深まりを感じるようになりました。この時期の夜空では、西の空にはまだまだ『夏の大三角』が見えています。その一方で、南から東の空にかけては秋の星座たちが見えています。

秋の星座を見つけるには、南東の空にある四角形の星の並びを目印にペガスス座を探すところから始めましょう。アルフェラッツ・シェアト・マルカブ・アルゲニブの4つの星でつくる四角形の星の並びは『秋の四辺形』とも呼ばれ、秋の星座さがしの案内役になります。まず、シェアトとマルカブを結んだ線を地平線の方にのばすと1等星のフォーマルハウトがあり、これを目印にみなみのうお座を見つけることができます。フォーマルハウトは『秋のひとつ星』とも呼ばれ、秋の星座の中では、唯一の1等星ですので、とても見つけやすい星です。次に、アルフェラッツとマルカブを結んだ線を地平線の方にのばすとアルファベットのYの字のような星の並びを見つけることができます。この星の並びは『三ツ矢』と呼ばれ、みずがめ座の目印です。また、アルフェラッツとマルカブを結んだ線を三ツ矢からさらにのばしていくと、逆三角形の星の並びを目印にやぎ座を見つけることができます。

10月は『秋の四辺形』をたよりに、秋の星座探しを楽しんでみてはいかがでしょうか。

10月の天文カレンダー

3(土)🌗 下弦(22:25)
4(日)土星が衝
11(日)🌑 新月(00:50)
19(月)🌓 上弦(01:13)
22(木)オリオン座流星群が極大
26(月)🌕 満月(13:12)

惑星の見え方(⭐️今月のおすすめ)

水星(2.7~-0.1等):おとめ座→てんびん座観望に適さない。
金星(-4.2~-4.5等)おとめ座付近観望に適さない。
火星( 1.0等前後):かに座→しし座真夜中頃に、東の空から昇る。
木星(-2.0等前後):しし座付近日の出前、東の空で輝く。
土星( 0.4等前後):くじら座付近真夜中、南の空で輝く。

注目の天文現象(10月)

月が土星に接近

ステラナビゲータ11 / 株式会社アストロアーツ

24日の宵の頃、南東の空を見上げると、月のすぐ下の方に土星が寄り添うように並んで輝く姿を見ることができます。最も近づいて見えるのは19時頃で、その後、月と土星の距離は少しずつ離れていきますが、一晩を通してその距離感は大きく変わらず、並んだ美しい姿をじっくりとお楽しみいただけます。

また、土星は10月4日に、地球から見て太陽と反対側に位置する「衝(しょう)」を迎え、観望の好期です。天体望遠鏡で観察すると、土星の最大の特徴である環の見え方が年々変化しているのが分かります。昨年は地球から見て土星の環が真横になり、細い線にしか見えませんでしたが、今年は傾きがやや増して環が少し開いた様子をご覧いただけます。

秋の夜空を彩る月と土星の共演をぜひご覧ください。

バックナンバー