8月の星空案内
暑い日が続き、夏本番ですね。8月の夜空では夏の星座たちが見頃を迎えます。まずは、明るく輝く3つの1等星を結んだ『夏の大三角』を探してみましょう。
はじめに目に留まるのは、夏の大三角の中で最も明るいこと座の1等星ベガです。ベガは「真夏の女王」とも呼ばれ、太陽を除く恒星の中で5番目の明るさで輝きます。こと座は、ベガとそのすぐそばにある小さな四辺形の星の並びが目印です。ベガから南東へ目線を移すと、わし座の1等星アルタイルが見つかります。わし座は、アルタイルとその両脇の2つの星が目印です。はくちょう座の1等星デネブはベガの北東に位置します。はくちょう座は、「北十字」と呼ばれる十字の星の並びが目印です。ベガは七夕の「織姫星」、アルタイルは「彦星」としても親しまれています。
さらに南の低い空へ視線を下ろすと、赤く輝くさそり座の1等星アンタレスが見つかります。さそり座は、Sの字の星の並びが目印で、アンタレスはさそりの心臓で輝いています。その東側には、スプーンの形をした6つの星の並び「南斗六星」があり、いて座を見つける目印となります。
『夏の大三角』などの明るい星は、街明かりの多い久留米の夜空でも十分見つけることができます。夏の夜風に吹かれながら、星空の散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。
8月の天文カレンダー
| 6 | (木) | 🌗 下弦 | (11:21) |
| 13 | (木) | 🌑 新月 | (2:37) |
| ペルセウス座流星群が極大 | |||
| 19 | (水) | 伝統的七夕(旧七夕) | |
| 20 | (木) | 🌓 上弦 | (11:46) |
| 28 | (金) | 🌕 満月 | (13:19) |
惑星の見え方(⭐️今月のおすすめ)
| 水星(0.4~-1.8等): | ふたご座→かに座→しし座 | 観望に適さない。 |
| 金星(-4.3等前後): | おとめ座付近 | 日の入り後、西の低空で輝く。 |
| 火星( 1.3等): | おうし座→ふたご座 | 日の出前、東の低空で輝く。 |
| 木星(-1.8等): | かに座付近 | 観望に適さない。 |
| 土星(0.5等級前後): | うお座付近 | 真夜中、南東の空で輝く。 |
注目の天文現象(8月)
今年のペルセウス座流星群は条件良好!!

三大流星群の一つ「ペルセウス座流星群」が、8月13日11時頃に極大を迎えます。極大日が新月にあたり月明かりの影響がないため、今年は絶好の観察条件です。
見頃は12日夜から13日未明と、13日夜から14日未明の2夜です。特に13日の薄明が始まる直前は最も数が多く、暗い場所では1時間で35個程の流星が期待されます。火球や流星痕にもご注目ください。
流星は放射点に限らず空全体に現れます。レジャーシート等に寝転び、空を広く見渡すのが観察のコツです。目が暗さに慣れるまで最低15分は観察を続けましょう。マナーを守って、安全に観察をお楽しみください。