福岡県青少年科学館
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令和8年
7月の星空さんぽ

7月の星空案内

今月は、西の空で見頃を終えようとしている春の星座と、東の空に昇り始めた夏の星座を同時に楽しむことができます。

まず、春の星座を探すには、北西の空高く輝くスプーンの形をした『北斗七星』を探してみましょう。おおぐま座の背中からしっぽに当たる部分です。このしっぽのカーブを南へ延ばしていくと、オレンジ色に輝くうしかい座の1等星アークトゥルスが見つかります。うしかい座はネクタイのような形の星の並びが目印です。さらにカーブを延ばすと、白く輝くおとめ座の1等星スピカが見つかります。おとめ座はアルファベットのYの字のような星の並びが目印です。北斗七星からアークトゥルス・スピカへと続くこの雄大なカーブを『春の大曲線』といいます。

次に、夏の星座を探す目印となるのは、3つの1等星を結んでできる『夏の大三角』です。北東の空で一際明るく輝く星が、七夕の織姫星として知られること座のベガです。こと座はベガと近くにある四角形の星の並びが目印です。ベガから南東へ天の川を渡った先にあるのが、彦星として知られるわし座のアルタイルです。わし座は、アルタイルとその両脇の2つの星が目印です。そしてベガから北東へ目を移すと、はくちょう座のデネブが輝いています。はくちょう座は、デネブを頂点とする十の字の星の並びが目印です。

今月は、『春の大曲線』と『夏の大三角』をたよりに、春と夏の星座を探してみてはいかがでしょうか。

7月の天文カレンダー

8(水)🌗 下弦(4:29)
14(火)🌑 新月(18:44)
21(火)🌓 上弦(20:06)
29(水)🌕 満月(23:36)

惑星の見え方(⭐️今月のおすすめ)

水星(0.5~4.9等級):ふたご座付近観望に適さない。
金星(-4.2等級前後):しし座付近日の入り後、西の低空で輝く。
火星(1.4~1.3等級):おうし座付近日の出前、東の低空で輝く。
木星(-1.8等級前後):かに座付近観望に適さない。
土星(0.7等級前後):うお座付近日の出前、南東~南の空で輝く。

注目の天文現象(7月)

三日月・金星・レグルスが接近

ステラナビゲータ11 / 株式会社アストロアーツ

7月17日の夕方、西の低空にて、細い三日月と金星が近づいて見えます。宵の明星として-4.1等級のひときわ輝く金星と、細い月が並ぶ様子は、夕暮れの空で大変目を引くことでしょう。

また、7月上旬~中旬にかけて、金星が、しし座のレグルス付近で輝きます。9日と10日の夕方には、西の低い空で最接近します。その後は遠ざかっていきますが、17日夕方には、レグルスと金星の間に三日月が輝き、さらに目を引く光景となります。

夕焼けのグラデーションが残る薄明の空の中での、三日月・金星・レグルスの美しい共演を、ぜひお楽しみください。

 

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