福岡県青少年科学館
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令和8年
5月の星空さんぽ

5月の星空案内

初夏の風が心地よく感じられる5月、夜空を見上げて星を観察する「星空さんぽ」をするにも、よい季節となりました。さて、今月はどんな星や星座を見つけることができるでしょうか。

5月の星空では、『春の大曲線』や『春の大三角』をたよりに、春の星座を探すことができます。まず、見つけやすい星の並び「北斗七星」を探してみましょう。北の空に見える7つの星で作る「スプーン」または「ひしゃく」のような形の星の並びが「北斗七星」です。北斗七星を形作る7つの星のうち6つが2等星で、明るい星が並んでいるので、とても見つけやすいです。北斗七星を見つけたら、その北斗七星の「スプーン」の持ち手の部分の星の並びをカーブに沿って南へのばしていくと、オレンジ色に輝くうしかい座の1等星アークトゥルスを見つけることができます。さらに南へとカーブをのばしていくと、白く輝くおとめ座の1等星スピカを見つけることができます。北斗七星からアークトゥルスを通って、スピカまでのばした大きなカーブは『春の大曲線』と呼ばれ、春の星座を探す目印になります。

もう1つ目印となるのが、アークトゥルスとスピカ、そして2等星のデネボラを結んでできる『春の大三角』です。このデネボラには、「ししのしっぽ」という意味があり、ここにはしし座があります。デネボラの西に輝く1等星のレグルスから「?マーク」をひっくり返したような星の並び『ししの大鎌』を目印にしし座を見つけることもできます。

実際の夜空でも『春の大曲線』や『春の大三角』をたよりに、春の星座探しを楽しんでみてください。

5月の天文カレンダー

2(土)🌕 満月(2:23)
10(日)🌗 下弦(6:10)
17(日)🌑 新月(5:01)
23(土)🌓 上弦(20:11)
31(日)🌕 満月(17:45)

惑星の見え方(⭐️今月のおすすめ)

水星(0.6等):うお座→おうし座下旬、日の入り直後、西の低空で輝く
金星(-3.9~-4.0等):おうし座→ふたご座日の入り後、西の低空で明るく輝く。
火星(0.9~1.2等):うお座→おひつじ座観望に適さない。
木星(-2.0等前後):ふたご座付近 宵の西の空で輝く。
土星(0.9等前後):くじら座付近日の出前、東の低空で輝く。

注目の天文現象(5月)

月と金星・木星の接近を観察しよう

ステラナビゲータ11 / 株式会社アストロアーツ

5月中旬の夕方、西の空では月と惑星が並ぶ美しい光景が見られます。19日には、三日月が金星に接近します。三日月は繊細な形のため、月よりも先にマイナス3.9等で輝く金星の方が目に留まるでしょう。20日には、前日の三日月よりも少しだけふくらんだ月が木星に接近します。マイナス1.9等の明るさで輝く木星と細い月が並ぶ様子は見栄えすることでしょう。日没後30分〜1時間ほどが見頃で、街中からでも肉眼で十分観察できます。

月と惑星が接近して見えるのは、太陽系の天体がほぼ同じ帯状の道「黄道」に沿って動いているためです。月もこの近くを通るため、時折このように接近する様子を見ることができます。春の夕空に輝く月と惑星の並びは、天体観察の入門にも最適です。

 

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