2015 Winter

 

 ふたご座流星群は、毎年安定した出現を見せる流星群です。一晩中流星が出現するのが特徴です。
 今年(2015年)は月明かりの心配が無く、最良の条件です。流星群の活動が最も活発になるのが12月15日の3時と予想されていますので、暗い空で観察すれば、多くの流星を見ることができるでしょう。大変寒い季節ですので、寒さ対策をしっかりおこなって観察してください。
ふたご座流星群
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 ★「流星」ってなに?
 流星とは、宇宙から地球に落ちてくる小さなちりや大きな岩石などが大気に突入するときに高温となって光を出す現象です。それらの起源は小惑星や彗星の残骸だと言われています。


 ★「ふたご座流星群」とは?
普段は平均して1時間に数個程度の流星を見ることができます。しかし、ある決まった時期に、特定の方向(放射点という)からたくさんの流星が飛び出すように見られることがあります。これを「流星群」といい、「ふたご座」の方角から飛び出すように見える流星群を「ふたご座流星群」といいます。5等級前後で1時間に数十個の出現が期待されています。近年の観測実績では、火球クラスの明るい流星が年々増加傾向にあるので晴れさえすれば、たっぷりと流星を楽しむことが出来るでしょう。


 ★いつ、どのようにして見たらいいの?
この流星群の出現期間は12/5~12/20です。今年(2015年)は12月15日(火)03時頃が最もたくさん見られると予想されています。
ふたご座は、12月の中旬21時頃には東の低い位置にあります。しかし、時間とともに放射点は高くなっていきます。夜更けにはほぼ頭上に達します。

【観察するときの注意】

  1. 街明かりのない場所で観察する。
  2. 空全体を見る。
  3. 暗いところで目を慣らして観察する。