2012 Summer

ペルセウス座流星群や夏の星座を見つけよう!
夏休みには、夜空を彩る星座や美しい流星(流れ星)を観察してみませんか?海や山でのキャンプなど、ぜひ電気の明かりを逃れて、星明かりを楽しんでみてください。
夏は、流星もたくさん見られる季節です。夜空をかける一筋の美しい光を見つけると感動しますよ。


流星群の様子 (国立天文台)
◆流星ってなに?
流星とは、宇宙から地球に落ちてくる小さなちりや大きな岩石などが大気に突入するときに高温となって光を出す現象です。それらの起源は小惑星や彗星の残骸だと言われています。
◆「ペルセウス座流星群」ってなに?

普段は平均して1時間に5個程度の流星を見ることができます。しかし、ある決まった時期に、特定の方向(放射点という)からたくさんの流星が飛び出すように見られることがあります。これを「流星群」といい、「ペルセウス座」の方角から飛び出すように見える流星群を「ペルセウス座流星群」といいます。多いときには1時間に 50個以上の流星を見ることができます。12月にもペルセウス座流星群に匹敵する「ふたご座流星群」を見ることができます。

8月12日 22時 北の空(福岡市)

◆いつ、どのようにして見たらいいの?
 8月7日頃から徐々に流星の数が増え、8月15日頃まで続きます。8月12日(日)21時頃が最もたくさん見られると予想されています。(これを極大といいます。)ペルセウス座は、8月の中旬21時頃には北の地平線付近にあります。放射点は低いですが、流星は空全体で見られるので望遠鏡などは使わず肉眼で広い範囲を見渡して探してみてください。