皆既月食
解説カラー 解説モノクロ
カラー解説(PDF)  モノクロ解説(PDF)

 右の皆既月食の資料(福岡県版)をご自由にお使いください。
 下記月食の様子を記録するスケッチ用紙につきましては、
   JAXA宇宙教育センター でPDF形式でダウンロードできます

 スケッチ記録が完成したら、よろしければ科学館にコピーを送ってください。紹介させていただきます。
 メールでしたら、astro@science.pref.fukuoka.jpまで。
月食のしくみ
 この地球の影が月の一部に当たり、月の一部が欠けて見える現象を「部分月食」といいます。

 右写真(国立天文台より引用)を見ると、満月の右上の部分が暗くなっている所が、地球の影です。

 読んで字のごとく「月を食している」様子ですね。
(月の満ち欠けとは異なる欠け方です)

 この暗い部分がどんどん大きくなっていくと…
部分月食



 地球の影が月全体を隠してしまう場合があります。

 これが「皆既月食」です。

 ただ、皆既月食の時は、影に隠れて、全く見えなくなるわけではなく、右写真(国立天文台より引用)のように、赤銅色(しゃくどういろ)という赤黒っぽい月を見ることができます。

 では、なぜ「赤黒い」色になるのか?
皆既月食
月食になる理由

 皆既月食の時に月が赤黒い色に見えるのは、地球の大気で太陽光が曲げられて月に届くからです。

 上の図(国立天文台より引用)を見てください。
 太陽光はいろいろな色が含まれています。
 (虹が七色に見える理由が、それにあたりますね。)

 その光が大気にぶつかると、青色のような波長の短い色の光は大気中でちらばって(拡散されて)しまい、月まで届きません。

 しかし、赤色のような波長の長い光は大気中でちらばってしまわず、わずかに屈折し、光が月に届きます。
 この赤色の光が月に当たって、地球にいる私たちには「赤黒く」見えるのです。
10月8日の夜空
 
 ☆では、いつ、どのようにして観察すればいいのでしょうか?


 2014年10月8日(水)に月食が起こります。
 18:14に部分月食が始まり、19:24~20:24までが皆既月食、その後21:34まで部分月食が続きます。
 (皆既月食の時間は、なんと1時間もあります!)

 【準備物】
 ・準備するものは、時計です。
 ※皆既月食は肉眼でも十分楽しめますが、望遠鏡や双眼鏡を使うとより詳しく観察できます。
 (ただし、望遠鏡や双眼鏡で絶対に太陽を見ないようにしてください!)

 【準備すること】
 ・明るいうち(もしくは前日までに)に観察する場所を決めておきましょう。
  場所を選ぶポイントは、
   ①東の空が開けている(部分月食の始まりの時刻の月は低空のため)
   ②安全で平らな場所
   ③街明かりが少ない(街明かりがあっても観測はできます)

 【注意点】
 ・望遠鏡や双眼鏡を使う場合は、使用方法に十分注意しましょう。
 ・周囲の状況(車の通行など)に十分注意して観測しましょう。
 ・子どもは、大人と一緒に観察しましょう。



 ☆万が一、雨や曇りの場合は??
 
  残念ながら雲に覆われ、月が見えていないと、地上からは観察できません。
  しかし、来年4月4日にも皆既月食は起こります。
  (ただ、皆既の時間は短いので、10月に見られるといいですね。)

 ☆何か質問があったら?
 
  下記までご連絡ください。
  ○福岡県青少年科学館 科学教育チーム 天文係  
   TEL:0942-37-5566