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2019年12月26日(木)の午後に、部分日食が起こります。 『いつ見られるの?』 福岡(久留米市)では、12月26日(木)の午後2時14分頃から部分日食が始まり、太陽がだんだんと欠けていきます。食の最大は午後3時25分頃で、今回の部分日食では、太陽が最大に欠けて見えます。(見た目の面積比で約2割程度)その後、欠ける部分は小さくなっていき、午後4時28分頃に部分日食は終わり、元の太陽の姿に戻ります。 |
2019年12月26日 部分日食中 南西の空(久留米市) ステラナビゲータVer.11で作成 |
ステラナビゲータVer.11で作成 |
『場所によって違うの?』 観察場所によって、日食の時間や欠ける割合は異なります。国立天文台等のHPをご参照ください。 参考までに、沖縄の那覇では午後2時2分頃から午後4時40分頃までの間に部分日食が起こり、面積比で太陽の約3割5分が欠けて見えます。また、アラビア半島、インド、東南アジアなどでは『金環日食』が見られます。 『日食はどうやって起こるの?』 日食とは、月が太陽の前を横切ることで、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象です。 |
太陽の隠され方によって、次の3種類に分類されます。 |
『観察するときに気を付けることは?』 太陽は強い光で、有害な光を含んでいます。 太陽を直接見たり、望遠鏡や双眼鏡などで見たりしてはいけません。 (きわめて危険で、失明する可能性があります。) 遮光板(日食めがね)を使って観察しましょう。 観察のときには、周りの状況を確認することも忘れないでください。 |
このような観察は危険です! |
遮光板(日食めがね)を使って観察しましょう! 遮光板(日食めがね)を正しく使って、安全に太陽を観察しましょう。 ○遮光板(日食めがね)を目にしっかりと当てて、太陽の光が目に入ってこないようにする。 ○遮光板(日食めがね)を目から外すときは、必ず太陽に背を向けた状態で外すようにする。 ○遮光板(日食めがね)を使っていても、太陽を観察する時間はなるべく短くし、長時間連続した観察をしない。 |