夏の星空教室の様子をご紹介します。  
第1部「夏の星座のさがし方について」(約45分)
1)「星座」ってなに?
2)「夏の星座」のさがし方は?
3)天文トピック「火星、木星、土星」

第1部では、星座の始まりや、夏の星座のさがし方について、お話をしました。星座が作られたのは約5000年前のメソポタミア地方の羊飼いが、夜に星空を見上げて星と星を線でつないで、いろいろな動物や道具に見立てたことが始まりだといわれています。
  夏の星座のさがし方では、夏の星座の案内役である「夏の大三角」からスタートし、「こと座」「わし座」「はくちょう座」など、夏を代表する星座のさがし方を紹介しました。
 最後に、天文トピックでは7月あたりから観察しやすくなっている3つの惑星(火星・木星・土星)について紹介しました。
夏の星空教室

第2部「夏の星座さがし実習」(約30分)
夏の星空教室  第2部ではコスモシアターに移動し、ドームには当日(7月7日、15日、午後10時)の星空を投映し、第1部で学んだことを生かしながら、夏の星座の案内役である「夏の大三角」からスタートし、夏の星座さがしを体験してもらいました。同じグループの人や近くの人などと相談しながら紹介した星座を時間いっぱいさがす様子が見られました。その後はみんなで星の並びをたどりながら答え合わせをし、星座に関するギリシャ神話を紹介しました。最後は、街中ではなかなか見ることができない「天の川」を満天の星空で見て終了しました。
  【参加された方の声】  
 
夜になったら星座を見つけたいです。めちゃ楽しかったです。
とても楽しかったです。次の星座の時にもっと知りたいです。
夏の星座がわかった。望遠鏡で見てみたいです。
星座早見盤の実際の使い方を試してみたいです。夜空を見上げる楽しみが増えました。
実際にプラネタリウムで探す練習をさせていただいたのは、とても勉強になりました。
あまり星に興味がなかったのですが、子どもが星が好きで、一緒に参加し、いろいろ会話が増えるのが嬉しいです。夜に子どもと一緒に星座を見つけたいです。
星の村に今月宿泊予定なので、よい事前勉強になりました。ありがとうございました。次回も参加したいです。
  【担当者から】  
 夏の星空教室では、「夏の大三角」からスタートし、いくつかの夏の星座を紹介しました。夏の星座さがしの案内役となってくれる「夏の大三角」は街明かりのある久留米の夜空でも見つけることができます。実際の夜空で夏の星座を観察してみてはいかがでしょうか?
  星空教室が、夜空を見上げるきっかけになってくれたらうれしいです。次回もたくさんのご参加をお待ちしております。